投資を始める前に身につけておくべき件について
スキンヘッドになって自分の頭皮のオイリーさ加減にビビっている顔面は乾燥肌なkknsです。
上司様(皆様)、日米共に実体経済とは乖離した株高や某人気YouTuberが扱った米国株投信の動画等で多くの人が興味を持ち始めた投資ですが、私の経験上投資を始める前に身につけておくべき事があると思いますので報告させていただきます。
私は社会人1年目から投資を始めました。最初は少額の投資から始めましたが、何回かの挫折を繰り返して今ではそれなりの投資ポリシーをもって投資を行っております。
今回は投資を始めてから回したPDCAサイクルを例にあげて、上司様(皆様)に投資を始める前に身につけておくべき事をお伝えいたします。
P Plan(計画)
困り事
- 投資を始めたきっかけは友人が社会人1年目(1998年)で株で利益をあげて、猛烈に嫉妬した。
解決方法
- 自分はさくら銀行(現三井住友銀行)にて投資信託を始める事を考えた。
- その直後に大和証券でも口座を作った。当時からオンライントレードにて投資商品の購入を考えた。
- 当時は知識がまったく無かったのでノープランであった。
D Do(実行)
- さくら銀行ではさくら銀行系の投資会社の有名ファンドマネージャーが取り仕切っていた投資信託を一括で20万円ほど購入。おそらく、銀行の窓口の人のオススメの投資信託を購入したと思われる。参考までにこの投資信託を購入した1998年の日経平均の終値は¥13,842 この投資信託を売却した2002年の日経平均の終値は¥8,714 。。。
- 大和証券ではなぜか株の取引は行わずに外貨の取引のみを行っていた。おそらく、知識が乏しく株は怖いものというイメージがあったため、外貨の取引を始めたと思われる。この時に購入した直後から円高になり、外貨はしばらくの間塩漬けとなる。。。
C Check(評価)
- 投資信託に関しては大負けした。売却した際手元に入った金額は10万円程度であった。
- 投資信託においては様々な手数料がかかる事を知った。売買するときに発生する「購入手数料」だけでなく、投資信託を維持するだけでとられる「信託報酬(運用管理費)」があるのを投資信託を売却した時に知った。仮に投資信託の評価額が1%上昇しても、信託報酬手数料が2%であれば投資信託の資産額が1%目減りしてしまう。投資を行う場合は投資商品の評価額の上下だけでなく手数料や税金にも気を付けなければいけない事をこの件で知った。
- 外貨投資に関しては数年後円に戻した際にはプラスになった。
- 外貨投資においては円安円高の波が周期的にくるので、長い時間をかければ大きな負けは無いのではないかと感じた。
A Action(改善)
- 投資信託の手数料が高いと感じたため、この後は投資信託よりも株に興味を持つようになった。
- 大和証券の外貨取引の手数料が気になり始めて手数料が安いネット専業銀行やネット専業証券会社に興味を持つようになった。
- この時期(2001年頃)に結婚・出産があり、投資にお金を回す余裕が無くなってしまった。そのため収入を増やす手段の投資を一旦止めて、支出を減らす手段の節約を行うようになった。
M Matome(まとめ)
投資を行う目的としては個人資産を増やす事にあると思われる。そして個人資産を増やすには2つの方法がある。1点は収入を増やす事もう1点は支出を減らす事である。
その中で投資は収入を増やす手段であり、今は様々な投資商品が気軽に購入できる。そして投資に関してはスマートで華やかなイメージがあり、複利効果を考えれば早い時期から始めた方が絶対に良い。というか早く始めるべきだと思う。
しかし、個人資産を増やすもう1つの方法である支出を減らす事は投資ほど注目されていない。ここで言う支出を減らす事とは言い換えれば節約である。そして節約に対するイメージは投資と反対で泥臭くて地味である。だから誰もやりたがらない。
ですが、私は自身の経験から上司様に申し上げたい。投資よりも節約の方が優先順位は高い と。。。
その理由は
- 投資には失敗はあるけども節約には失敗は無い。
- 投資にはスランプは有るけども節約にスランプは無い。
- 投資は結果が不透明な部分が多いけど節約は結果が予測できる。
- 節約をする事で投資に回せる余裕資金ができる。
- 投資で個人資産が増えても節約が身についていないと個人資産は増えないまま…etc
「節約=生活レベルを下げる」と思う方がいるかもしれないが、その等式は不正解である。生活レベルを下げないでも光熱費や通信費等の固定費の契約を見直すだけで節約はできる。一回契約を見直すだけで、それ以降はずっと支出が減ったままなので手元に残るお金は増えていく。
上司様(皆様)、以上の事より私は
投資は早く始めるべきだ。けれども節約はもっと早くに身につけておくべきだ。
と申し上げたい。
2020年6月23日 kkns
はい、今回の報告書は以上でございます。
余談ですけども私は節約が苦にならないタイプで比較的お金は手元に残っていくタイプです。貯金なんて趣味に近いかもしれません。学生時代から続いてる趣味と言えば貯金とスケベな事くらいしかないので今度履歴書を書く事があれば趣味の欄にはそのように書いておくことをここに宣言いたします。